バイクとキャンプのハイブリッドレース OMM BIKE[vol.1]

少し遅くなりましたが、3/16-17の2日間、アクティブな人たちの間で話題の山岳レース「OMM JAPAN」の自転車版とも言える「OMM BIKE」にブース出展してきましたのでレポートいたします。

photo:OMM JAPAN  

スタッフ自身このイベントへの参加が初だったので、イベントのルールなんかも交えつつ、2回にわたってレポートいたします。


西日本エリアでは初開催となる今回の舞台、徳島県は海陽町。海と山の距離が近いのが特徴的で、少し移動するだけで様々な景色が見られる自然豊かな街です。

1回目のレポートとなる今回、まずはOMM JAPANもとい「OMM」とはなんぞや、から。

1968年イギリス発祥、50年にわたり現在も毎年開催されており、現在のアドベンチャーレースの起源にもなったと言われる最も歴史のある山岳レース。「レース」と言ってもいわゆる決まったルートを単純なスピードで競うものでは無く、 「コントロールポイント」と呼ばれるあらかじめ設定されたいくつものチェックポイントを、チームが独自にルートを選択し、時間内に数多くのCPを回りながらフィニッシュ地点まで戻るというもの。各CPにはそれぞれの難易度に応じてスコアが設定されており、最終的な獲得点数により順位が付けられます。

photo:OMM JAPAN  

1泊2日で山中をサバイブして行うレースでは、 単純な速さや体力だけではなく、山岳地を安全かつ正確に行動するための経験、地図を読み取るナビゲーションスキルや的確なルートチョイス、2日間を過ごすのに必要な装備の選定やパッキング、野営スキルまで、いわば「山の総合力」が試されそうですね。

photo:OMM JAPAN  

山に関するあらゆるスキルにおいてかなりの高水準が求められるOMM JAPAN。これに対して今回のOMM LITE及びOMM BIKEはこれのエントリー版及びバイク版。

・CPは比較的安全にアクセス可能な場所に
・山中泊ではなく、2日間ともスタート/フィニッシュ地点はイベントセンター

など、本家OMM JAPANに比べて比較的ハードルを下げたレギュレーション。もちろんイベントセンター内のキャンプエリアで過ごす方が多そうでしたが、近隣のホテルや民宿に泊まってもOK。キャンプエリア内には、軽食やアルコールも用意されており、レース中に、コンビニへの立ち寄りも認められているようなので、本家に比べて随分とゆるくイベントが楽しめそうです。


こちらはスタート前の様子。もちろんスマホをはじめ、GPS機能のついたガジェットの使用は禁止されているので、参加者はみんな地図を片手に脳内Googleマップをフル活用して攻略を目指すわけです。

アウトドア好き、キャンプ好き、自転車好き。
そもそもこのブログを読んでいただいている時点で、かなりの高確率で上のどれかに引っかかるであろう皆様は、想像するだけでワクワクするのではないでしょうか。



イベントセンターの様子。ウルトラライト寄りのアウトドアメーカーやバイクメーカー/ショップがブース出展。この手のイベントではお約束のredbullからの差し入れもありました。イベント会場を見ていると基本的には2日通してイベントセンター内のキャンプエリアで過ごす方が多そうですが、近隣のホテルや民宿に泊まってもOK。キャンプエリア内には、軽食やお酒も用意されており、レース中に、コンビニへの立ち寄りも認められているので、本家に比べて随分とゆるくイベントが楽しそうです。

「お父さんは仲間とレースエントリーして、家族はそれを応援するふりをしつつ(?)すぐそこは海という絶好のロケーションでキャンプを楽しむ。」
 

そんなユルめのスタンスで楽しむ方々も多くいらっしゃいました。

次回はイベント会場で撮影した写真をもうすこし多めに、レポートいたします!